本日はギャラリー陸で宇野和幸さん、坂本匡之さん、出射茂さんの3人展を見に千葉へ。宇野さんのエッジが効いた、枠を、そして時をも突き抜けるような、スピードを感じさせる作風が刺激的。坂本さんの作品は細かく繊細な無数の円状が折り重なる線の奥に人影がぼんやり、ふと幼いころに見たダリル・アルジェントの映画サスペリアが頭をよぎるー 蜘蛛の巣のごとく張り巡らされた針金の部屋でバレリーナがもがいていたな。。出射茂さん含め、3人に共通する線に線を重ね、絡み合う様相はベクトルそのもの。我々はどこから来てどこへ向かうのか、、因みにもう師走、2024に向かってます。今週〆切迫るイラストのお仕事以外はクラスを教えるのみ、そんな無聊をかこつ身ゆえ、ふらふらと梅ヶ丘の上田朱さん皮切りに、横須賀美術館の勝又豊子展、先々週はギャラリーシアカのタケダアケミ展でNY満載の写真作品に触れ、先週は横浜のアキライサオ画廊で光の魔術師とも言える一色映理子さんを見てきたが、た
またま女性作家ばかりに触れたあと、男性作家に接すると、なんだろ作風は皆さん違うのだけど、ジェンダーて作品の裏に現れるのかな、と。穿った見方は必要ないと思えど、なんかふと頭をよぎったこの感覚。女性作家は内面からボア〜、という風合いに対し、男性作家は外面にビ
ビュ〜ンと野生味がどこかで顔を見せる、みたいな。
PS. 宇野さんの作品の前でポーズ写真撮ったら、宇野さんにエイトマンのようですね、と。