絵画から始まった世界が写真に、そしてタブレットのイメージ絵画に移行し、映像へと、、けれど一貫しているのは被写体への多角的な眼差し、その行為の体現。一点をあ
らゆる角度から見つめる眼差しは果たして芸術家が求めてやまない本質を目指してなのか、、でも、本質の追求なんて野暮に思えてくるほどの圧倒的なカラーと空間の広がり&美そのものに満ち溢れる展覧会だった。優れた文学作品が映画になるとがっかりすることも多々あるが、ホックニーの作品も文学にすると色褪せるのでは、と思わせるほど。だから、あまり言葉にできない、というか言葉にしたくない。
身心をその場に浴する。久しぶりの快感至極の展覧会♡